ケーキ屋さんのバイトをする為の心構えと注意点
ケーキ屋さんのアルバイトをしたい方必見!
大学生に人気のアルバイトで常に上位のパティスリー。
もう売れない期限ぎりぎりのケーキはバイト終わりに食べれるお店が多いです。
楽しく働いてケーキも食べれて女友達もできて最高じゃん!…と思いますよね?
ところがケーキ屋さんは離職率がハンパじゃないんです。
それは何故か。このページでは軽い口だけのアドバイスはしません。
経験者が語るディープなケーキ屋さんのバイトの実態を心構えと注意点という形で、美味しそうなケーキの画像で紛らわせながら語っていきます。
ケーキ屋さんは女の職場=怖い職場
まず初めに、ケーキ屋さんは女の職場です。
ジェンダーとかそんなのじゃなくて現状、女性が圧倒的に多いんです。
『女の職場』と聞くと怖いイメージですよね?
そのままのイメージで相違ありません。
特に老舗だったり、ちょっと有名なケーキ屋さんは悪い意味で女っぽい方が多いので建設的ではない事をグチグチ言う人が多いです。
『なんでそんなにダメなの?』みたいな全く意味のない説教をしたがります。
小さい頃からケーキ屋さんになりたくて…という夢が技術もないのに運悪く叶ってしまった人が辛い現実に立たされちゃったパターンです。
そういう女性と仲良くやれる『対女子っぽい女子の折衝能力の高い方』が向いています。
ケーキ屋さんでは年を聞くな
ケーキ屋さんは年をサバ読みます。
しかもかなりの確率で。
お局的な人に年を聞かないなんていうのは当たり前。
ちょっと若めでも注意して掛からないと地雷を踏みます。
こんなパターンがあります。
ある大学生のアルバイトが社員に『○○さんって若いですよねー』と褒めました。
しかし、次の出勤日からその子は職場に現れる事はありませんでした…
何故だと思いますか?
年齢を気にし始めた20代半ばの年頃の社員にとって、大学生から『若い』という言葉が出るのは『嫌味』だと取られてしまったのです。
そして『そんな軽い気持ちで来てるならもう来なくていいから』と決め台詞が入ります。
年齢には決して触れない『強固な口の持ち主』がケーキ屋さんに向いています。
ケーキ屋さんは職人です
飲食でのアルバイト経験のある方ならわかるかもしれません。
パティスリーは職人さんです。
そこに誇りを持っています。
自分だけにしか作れないケーキなんて存在しません。(超一流の方は除く)
どこのケーキ屋さんでも基本のアレンジだけで構成されています。
つまり『私はケーキ屋さんでケーキを作っている』ということに誇りを見出すしかないんです。
その結果、『アルバイトなんて所詮アルバイト、やることだけやってくれれば良い』という卑屈な考えに及びます。
こういう考え方の職人さんは非常に多く、中堅ポジションで転職を繰り返している方に多く見られます。
この手の職人を『尊敬の眼差しで見続けられる方』がケーキ屋さんに向いています。
ケーキ屋さんではミスは命取り
ケーキ屋さんはミスに対して過敏な方が多いです。
『クッキーのシールの印刷がズレていた』なんて知れたら犯人探しの大騒動です。
確かにケーキ屋さんでは『ミス=クレーム』と言っても過言ではありません。
ある休日、ケーキカウンターが混んでいた際のお話。
少し並んでいたので作業をストップし社員がケーキの箱詰めを手伝い始めました。
しかし忙しかったのもあり、社員がケーキを1つ入れ忘れてしまいました。
しかし買った当人は気付いていません。
そこに後ろに並んでいた方が一言。
『○○入ってなくない?』
あ、すみませんと入れ忘れたケーキを入れて、そのお客さんも『いいよいいよ』と笑顔で帰っていきます。
しかし…ケーキが入っていなかったことを教えた方の番。
『早くしてくれる?急いでるんだけど。もうこんなに待つなら買わなきゃよかった。』
そして本社にクレームの電話もしっかり入っていました。
ケーキを買いに来る方は主婦層が圧倒的に多いのですが、おせっかいでクレーマー気質なお客さんが多いです。
それに対してケーキ屋さんは店舗に出ているスタッフの数が少ないので一人で対応しきる必要があります。
確認を怠らずミスを少なく、スピーディに適切な対応ができる『仕事のデキる方』がケーキ屋さんに向いています。
最後に
ケーキ屋さんのアルバイトに向いている人をまとめると
- 対女子っぽい女子の折衝能力の高い方
- 頑強な口の堅さの持ち主
- 尊敬の眼差しで見続けられる方
- 仕事のデキる方
これらをクリアできた方はどんなケーキ屋さんでも上手く立ち回れます。
理想通り『ケーキ食べまくり、女友達もいっぱい』です。
しかしこれらのうち1つでも欠けていたら、一度違う飲食業を経験してくるべきかもしれません。
『ケーキ屋さん=可愛いバイト』なんていう時代はとっくに終わっています。
覚悟はできましたか?
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