SEO対策とは
SEO対策とは『検索エンジン最適化』のこと。
検索エンジン最適化(けんさくエンジンさいてきか、英: Search Engine Optimization、SEO、サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)はある特定の検索エンジンを対象として検索結果でより上位に現れるようにウェブページを書き換えること。または、その技術のこと。
(出典:Wikipedia)
※↑こんなの難しく書いているだけなので読まなくて良いです。
簡単にご説明しますと、YAHOO検索やグーグル検索で1ページ目の1番上に表示されれば当然見てもらえる回数が増えますよね?
自分のサイトをより上位に表示してもらう為に『サイト内部の構造』や『外部とのリンク』を最適な形にしていくこと、それがSEO対策の核となります。
- ブログの売り上げを伸ばしたい
- 自社のHPをたくさんの人に知ってもらいたい
- HPで販売している商品を売りたい
このような時に用いられる手法です。
HPやブログという形態でWEB制作をしている時点で『人に見てもらいたくない』という方は少ないと思うので全ての方がやっておくべき施策と言えます。
デザインにだけこだわった自社メディアをやっている方、アメーバなどの無料ブログのみ運営している方には確実に為になる1ページになっていますので一読下さい。
最初にすべき具体的なSEO対策
SEO対策なんて難しい名前ですが、やることは単純です。
【ルールの中でしっかりアピールしてあげる】これだけです。
ポイントは8つ。
- タイトルタグ
- h1/h2/h3タグ
- 強調タグ
- 内容のクオリティ
- 内部リンク
- 外部リンク
- キーワード選定
- アクセスが上がる魔法の言葉
1.タイトルタグtittle
SEO対策で最も重視されるのがタイトルタグ。
タイトルタグの重要性はSEO対策で一番最初にやるべきことで詳しく説明していますがまず1番先に見直すべき事です。
タイトルは『検索エンジン』と『ユーザー』の2方面から好かれる物でなければいけません。
検索エンジン重視でキーワードを埋め込んだだけではダメ、SNS重視で気になる感じを演出し過ぎるのもダメです。
双方から愛されるタイトルを付けることで検索順位とクリック率の両方を上げる事ができます。
タイトルタグの失敗例としては
- SEO対策|基本のSEO対策から応用のSEO対策(同キーワード重複)
- SEO対策・アフィリエイト・検索エンジン・SEM(キーワードが多過ぎ)
などが挙げられます。
同キーワードの重複についてはペナルティを受けるの可能性が非常に高いので絶対にダメ。
キーワードの埋め込み過ぎは何を言いたいのかわからないので検索エンジンにもユーザーにも響かないので検索順位が上がりません。
2.見出しタグh1/h2/h3
見出しタグと呼ばれるh1/h2/h3のタグですが、検索エンジンに対してサイトの内容を示す為に重要なタグとなります。
特にh1タグについてはSEO対策としての重要度が高く、タイトルタグの次に大切なタグです。
当ブログではh1タグをそのページの主題として検索エンジン重視の文章にしています。
また、初心者にありがちなミスとして見出しタグの順番ミスがあります。
見出しタグには順番のルールがあり、h1→h2→h3→h2→h3→h4のように常に上位のタグから順番に付けていく必要があります。
ダメな例としては
- h1→h3→h4(h2を飛ばしている)
- h2→h1→h3(h2とh1の順番が逆)
などが挙げられます。
これらのルールを無視した見出し付けをしたページはまずSEOは効いてきません。
3.強調タグ
強調タグである<b>タグはそのページで一番伝えたいことを強調表示するタグです。
例えばこのページで言うと『SEO対策の基礎』『SEO対策とは』のようにデフォルトでは太字で表示されます。
この時注意しなければいけないのが強調タグの使い過ぎです。
検索されたい単語を端から<b></b>で囲ってしまうと、このページは何を言いたいのかわからない、として1つ1つのキーワードの重要性が下がってしまいます。
そうなると上位表示は難しくなるのでh1タグと同じく、1ページあたり最大2個までに抑えるようにしましょう。
4.内容のクオリティ
最近の検索エンジンは内容のクオリティが重視される傾向にあります。
- タイトルに見合った内容になっているか
- 文字数は足りているか(最低800文字)
- 関係ない文字列が入っていないか
- キーワードを埋め込み過ぎていないか
などが挙げられます。
SEOに最適なコンテンツ文字数でも書いた通り、文字数が少なければ検索上位は狙いにくくなります。
一生懸命になって文章を書いていれば1000文字くらいはすぐ書けると思います。
しかし無駄に長い文章でキーワードの重要度を下げたり、一生懸命SEOを意識してキーワードを埋め込み過ぎたりするのはNG。
タイトルに対して素直な文章を心がけましょう。
5.内部リンク
内部リンクを的確に埋め込んであげることでサイト内での回遊率を高める他に、検索順位への良い影響もあります。
また、検索エンジンのbot(SEO対策を見るプログラム)が迷わないようにパンくずリストやサイトマップを設置しましょう。
この時に注意するのは
- 関係のない記事同志をリンクしない
- 内部リンクを貼り過ぎない
- 『こちら』など意味のないアンカーテキストにしない
これらを守ればPVは確実に上がります。
検索エンジン経由のユーザーに興味を持ってもらえるようにサムネイル付きのリンクを貼ってみたりするのも有効です。
6.外部リンク
外部リンクは他の人のサイトにリンクタグを貼ってもらうことを意味します。
記事のクオリティが高いと引用してくれることも増えます。(引用する場合『出典』などの形でリンクを貼るのが常識とされています)
これは自然なリンクなので質が非常に高いリンクとしてSEOに大きな影響を与えます。
一方、関係のないサイトからのリンクはスパムと取られて検索順位を下げる事にも繋がります。
有益な情報や友達に薦めたくなるような記事を掲載し、リンク申請が自然に来るのがベストです。
その他の外部リンクの獲得法としては
- 自分で関係性のあるサテライトサイトを作ってリンクする
- 同系統のページに相互リンクを申し込む
- SEO会社からリンクを買う
などの方法が取られてきましたが、現在ではあまり行われていません。
検索エンジンの精度が高まったことでこれらは以前ほど効果がなく、逆にペナルティの対象になりやすくなった為です。
リンクの獲得は基本的に自然発生を待つスタイルがオススメです。
7.キーワード選定
キーワードの選び方の通り、キーワードを選ぶことはサイト作成前の1番最初に考えておくべき事項です。
- 検索されているキーワードか
- ビッグキーワード狙いかロングテール狙いか
- 競合サイトの強さ
何のサイトを作りたいのか→そのサイトのキーワードは何か→検索されるキーワードなのか→競合の強さ
という順番でキーワードを調査・選定します。
検索されないキーワードで1位を獲っても何の意味もありませんし、強豪ひしめくビッグキーワード狙いは初心者には無理です。
まずはロングテールでサイトの重要度を上げてからビッグキーワードに臨むのが賢明です。
8.アクセスが上がる魔法の言葉
アクセスが上がる魔法の言葉集にある言葉を使うことでアクセスが飛躍的にアップします。
これは単純な話で、人が検索する時にどんな形で検索するのかを考えた結果、導き出した答えです。
ダラダラとしたタイトルや見出しになっている場合、非常に有効に利用できます。
これも立派なSEO対策の一つです。
その他のSEO対策
ここまでは記事の内容やタグ、リンクの最適化について書いてきましたが、続いてはそれ以外のSEO要因についてです。
記事の更新頻度
SEO対策に良いブログの更新頻度でも詳しく説明していますが、SEO対策と更新頻度は関係性があります。
頻繁に更新されているページは検索エンジンから高い評価を受けます。
この理由は主に
- ページ数の少ない低品質なサイトを下げる為
- 有益な情報を発信し続けているサイトを高く評価する為
特に低品質な1ページだけのペラサイトなどは検索順位を上げるのは困難です。
よっぽどライバルがいないジャンルでない限りトップは取れません。
この事から、最近では『蓄積型』と呼ばれる記事を定期的に入れていくタイプのHPが増えてきています。
画像やリストの上手な利用
一昔前は画像を置くことで表示までの時間が長くなり、意味のない文字列を追加するただの邪魔者とされてきました。
しかし最近では『画像のSEO対策』というもの重要視されるようになりました。
これはグーグルやヤフーで画像検索をすると下にURLが出るのですが、『この画像は何の記事だろう』とアクセスしてくる人が増えた為です。
この時、必須となるのがaltタグです。
altは画像の説明を書くタグであり、画像検索で引っ掛かるのはほとんどこれです。
『alt=”画像1″』なんていうのはもっての外、的確なaltタグを書くことで検索流入が狙えます。
このように↑altを指定します。(空白を右クリック→ページのソースを表示で見られます。)
また、最近では画像やリストタグを配置することでSEO的にも良い影響を与えるようになってきました。
現在の検索エンジンは複雑化されたページを好む傾向にあるとされており、実際画像のあるページの方がSEO対策効果が高いとの研究結果もあります。
伸びないページの最適化
書いたけどアクセスがほとんどないページというのはどんなサイトにもあります。
当サイトも約半数の記事が1日100PV以下です。
これらを再利用してあげるのは新規記事を書くことより意味があります。
まず検索エンジン経由のアクセスがないページはどこかに問題があります。
- 他のサイトとの重複
- 内容が薄い
- キーワードとの関連性が低い
こういった記事は存在しているだけでサイト全体に悪影響を及ぼします。
特に他のサイトとの重複は最悪インデックス削除という重すぎるペナルティを受けます。
『タイトル』『見出し』『内容』を見直してあげることで新たに検索流入が増えるだけでなく、サイト自身の健全化に繋がります。
それでもダメだな、というページは『noindex』を指定しましょう。
noindexを指定するだけでPVが倍になるサイトも存在します。
SNS対策
SNSはSEO対策とは似て非なるものではありますが、全く切り離せません。
とはいえSNSの外部リンクは『nofollow』タグがついているのでリンクとしての価値はゼロです。
しかしアクセスが増えることにより、はてブなどの有効な外部リンクを増やすことも可能になるのでSEO対策に付随する対策としてやっていきましょう。
twitter(ツイッター)対策
当サイトで最も重要視しているのはツイッターです。
ツイッターはフォロワー数を増やすことが最も容易なSNSであり、拡散効果も高いので常に意識してやるべきです。
ツイッターのフォロワーを増やすコツやツイッターの上手な運用をご覧いただければツイッター対策は万全です。
是非ツイッターを上手く使ってSNS→SEO対策に繋げて下さい。
アメーバブログ(アメブロ)対策
当サイトが最も長い間運用しているSNSがアメーバブログです。
アメーバブログの活用の通り、アメーバはただ書いていてはほとんど無意味ですが使い方次第では超優良な外部リンクを生むことができます。
また、最近ではツールの発達によりブログを広めるのも簡単になっています。
アメーバ自体のSEOが強いのもあり、本サイトより順位が上がってしまうことさえあります。
それはそれでHPに集客できるので有用なワンクッションではありますが。
SEO対策まとめ
SEO対策には2通りのやり方があります。
1つはこのサイトを見ている方のように既存のSEO対策をすること。
もう1つは自分で実験した結果に基づいてSEO対策をすること。
前者は初心者向け、後者は上級者向けなのかもしれません。
しかし初心者が自分で実験してはいけないなんていうルールはありませんし、違うドメインで実験すればリスクもほとんどありません。
いろいろ試してみるのがオススメです。
SEO対策は常に変わっていきますので新しい施策、新しい運用が必要です。
当サイトでも新しいSEO対策を発見したらここで紹介できればと思います。