初心者のSEO対策で注意すべき事
初心者のSEO対策で最初に注意すべきポイントや間違えやすい点をまとめてみました。
『ペナルティ』『タイトル』『コンテンツ』『SNS対策』これらは最低限抑えておくことです。
本当に基本的なことだけですが、SEO対策としての重要度が高いことなのでご自分のページと見比べながらチェックしてみて下さい。
初心者が陥りやすいペナルティ
まず一番最初に考えることはペナルティを受けて検索順位を落とさないこと。
どんなに良い記事を書いてもペナルティ対象になってしまうと何の意味もありません。
一度落ちた順位は上がってくるのに相当な時間が掛かりますし悪質と判断されればインデックス削除もあり得ます。
作りたての場合、新しく作り直したほうが早いなんてことにも繋がるので大前提としてペナルティは受けない事に細心の注意を払いましょう。
サテライトサイトからのリンクによるペナルティ
初心者の陥りやすいペナルティとしてサテライトサイトのリンクによるペナルティがあります。
初心者がちょっと落ち着いてくると『外部リンクが欲しい』と、サテライトサイトを作りがちですよね。
サテライトサイトからのリンク自体は悪いことではありません。
本サイトに対してもうちょっと広げて違う視点から書いてみよう、と作られるサイトはユーザーにとっても有益なサイトなので評価されるべきです。
しかし『内容が薄いサテライトサイト』や『内容が被っているサテライトサイト』は悪質な行為と見られてペナルティ対象になることがあります。
内容が薄いサイトに関しては濃くしてからリンクすることで問題は解決です。
しかし内容が被っているサイトに関してはちょっと厄介なのが本サイトと作りが似ていることが多い点です。
画像や色など見た目上をガラッと変えたところでロボットから見たら似ているサイトなのです。
その場合、『noindex』『nofollow』を駆使して重複部分はクロールさせない、コンテンツ力を高めて重複率を下げる等が有効です。
サテライトサイトを作る場合には十分に注意しましょう。
重複コンテンツによるペナルティ
コンテンツを作るとき、全てオリジナルの文章で勝負していますか?
わからないことがあればインターネットで調べながら作っている方も多いと思います。
逆にコンテンツ所有者の許可を得て引用することによって見やすくなったりユーザーの為になることもあります。
しかし他のページと被りすぎは問題です。
例えば『SEOのペナルティ』について書いているサイトを見ながら『SEOのペナルティ』のページを言葉を変えて書いていくのは大変危険です。
それは検索エンジンにとって価値のないサイトなので。
偶然被ってしまった場合も含め、元々あったサイトと被っていないかのチェックはすべきです。
最初にやるべきSEO対策
基本に忠実に。
適確なSEO対策をすれば検索順位は自然に上がっていきます。
しかし間違った対策をすれば順位は上がりません。
センスだけで乗り切れちゃう方もいるのですが基本は知っていて損はありません。
タイトルタグの間違った付け方
検索した際に誰でもタイトルを見て開きますよね?クロールするロボットも同じです。
ユーザーにとってもロボットにとってもタイトルタグが重要な所なのは間違いありません。
例えばあなたのサイトは次のようなタイトルになっていませんか?
【~SILVER NOTES~】こうすればすべてOK!SEO対策
これは最悪のパターンです。
最初に、先頭にサイト名が来ている点。
検索エンジンは左にある単語を重視する傾向があります。
誰があなたのサイト名が知りたいと思いますか?
もちろん有名ブランドがホームページを開設して何もしなくても名前を検索してくれる場合はありです。
しかしそうでない場合、一番検索してほしいキーワードを考えてそれを中心にタイトルを考えましょう。
2つ目に、検索エンジンを意識していない『【】』や『~』の存在。
ユーザーから見れば見た目も大事かもしれませんがロボットに対してはただの『記号』です。
3つ目に『こうすればすべてOK!』これもSEO対策としては×です。
『こうする』などの指示的な言葉はSNSなどで人を惹きつける場合などに使うべきであってSEO対策としての役割はほぼないに等しい言葉です。
この場合、
SEO対策とは|検索エンジンの順位を上げるために最初にすべきこと
私ならこのようにつけます。
タイトルタグの付け方はターゲットとなる客層によっても違います。
サーチコンソールやキーワードプランナーを駆使して最適化しましょう。
コンテンツ力はデザイン性じゃない
最近のアルゴリズムで最も謙虚な違いの一つがコンテンツの重要性です。
あなたのページのコンテンツは内容として魅力的ですか?
デザイン性に注力しすぎてコンテンツをないがしろにしているのは×。
SEOは基本的にロボットと呼ばれるプログラムが相手です。
大きな画像を貼れば見た目は綺麗になるかもしれません。
それはあなたのサイト名を検索してくれる分野、例えば会社概要のページなどに限定すればいいでしょう。
しかし大きな画像はロボットに対しては読み込みに時間が掛かる邪魔な存在になってしまうのです。
だれでも検索するようなキーワードで勝負できなくなってしまいます。
ユーザーの目線でタイトルの期待値をしっかり満たす欲しい情報を書いていきましょう。
SNSの重要性
これはSEOとはちょっと離れた話です。
SNSによる拡散はnofollow、つまり被リンクとして認められないからです。
しかしSNSにはSEOと同等のパワーがあるのです。
SNSではユーザーが面白いと感じたものは拡散されていきます。
すると結果的に検索エンジン最適化と同じ効果、集客を生むのです。
利用していないサイト運営者は少ないと思いますがもう一度SNSとの関わり方を考え直してみましょう。
初心者のSEO対策チェックまとめ
グーグルのアルゴリズムは日々進化し、プログラム目線からユーザー目線に近づいてきています。
その流れに沿った考え方でページを作っていくことで今後のアップデートにも対応した強いページが出来上がるはずです。
しかし完全には一致しない今、ユーザーとロボットの両面を意識する対策がベストです。
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