『ドロップシッピング』や『アフィリエイト』がテレビなどのメディアで紹介され、随分と一般的になりました。
学生さんや主婦の方でもHP運営している方が多くなってきているようですね。
その弊害で、何も考えずにやっているのか、もしかしたらわざとなのか、やめて頂きたいHPタイトルの付け方が多くなってきています。
本当にやめて欲しいホームページタイトルの付け方
WEB系の作業をしている人は検索エンジンの利用回数が一般の方より断然多いんです。
私もその一員で、無知なもので常に調べ物の連続ですから、仕方ないんですが。
そんな調べものの最中に目にすることが多くなったタイトルの付け方があります。
ちょっと迷惑な、しかし効果のあるタイトルの付け方です。
この効果のあるタイトルの付け方っていうところがポイントで、効果が出なければやらないんじゃないかと思うんですが。
それがこれ↓です。
『○○は買っちゃダメ!○○の非有効成分を暴露』
これだけ見たら、いや、表現の自由でしょ。と思われる方もいると思いますが私が訴えたいのはそういう事じゃありません。
このHP、タイトルと内容が正反対なんです。
タイトルでは商品を否定しておきながら内容では効果や効能を書いて『こんなにすごい○○は初めて』みたいな事まで書かれてるんですね。
タイトルと内容が真逆!しかし関連性も効果もある!
この否定タイトルの付け方というのはユーザーから見ればかなり興味を惹かれるタイトルですよね。
だって自分の買おうかと思っているもしくは興味のある商品を『買っちゃダメ!』と言われているんですから何故かと思うのは当然です。
迷惑ポイントとしては多少の検索順位には関係なくそっちが閲覧されるというところ。
圧倒的に検索順位1位のページがあっても2位にこういった否定タイトルがあるとそっちの方が閲覧されてしまうんです。
頑張って1位を獲って喜んでいたら2位のサイトの方がずっと売り上げが上だったりします。
この書き方のたちの悪いところはSEO的にはタイトルと内容に関連性があると見られてしまう所です。
グーグルのクローラー的にはあり!ということです。
何故かというと
- タイトルの商品名と内容の商品名は同じ
- タイトルに『成分』と入っていて、内容には確かに成分についても書かれている
クローラーも判断できないということですね。
なんでこんなユーザーを欺くようなHPが許されるのか
この書き方のが許されている理由は2つ
- グーグルの手動対応が間に合っていない
- アフィリエイト広告主が甘い
これに尽きると思います。
グーグルの手動対応、来なくていいところには来るくせに本当に来てほしいところには来ないんですよね。
これはもうクローラーの性能が上がってくれれば無くなるかと思いきや、微妙な表現の違いを読み取るのは難しいでしょう。
そしてアフィリエイト広告主の甘さ。
これも一般的には規約違反なんですけどね。
バリバリ公式HPの画像を無断で引用したりしても、誹謗中傷などの直接的な被害がなければ報酬無しなどの対応は取らないでしょう。
何故かというと
- 売上が上がりさえすればOK
- 全部のHPをチェックできない
という事だと思います。
もうちょっとちゃんとやっている人間のことを考えて欲しいですよね。
こういった自分勝手なHP運営者が横行してしまうとそっちが主流になりそうで怖いです。
『HPのタイトルは超絶否定、内容で肯定するのが基本』とかいう時代になってしまったら私は書く気力を失いますw
『買っちゃダメ?』は良いけど『買っちゃダメ!』は禁止、そんな高性能のクローラー、どなたか開発してもらえませんか?w
まとめ
今回は以上です。
ちょっと湿気っぽい記事になってしまい申し訳ございません。
これからHPを作ろうという方は是非、『買っちゃダメ??』くらいまでが限度と忘れずにいて下さい。
いや、それだけではなく、規約や常識はしっかり守っていきましょう。
健全で何を言われても怖くないHP作りをする方を心から応援します。
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