XdomainからwpXへのサーバー移転の方法と注意点【WORDPRESS】

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XdomainからwpXへのサーバー移転の方法と注意点

先日、このWPブログはXdomainさんの無料レンタルサーバーからXサーバーさんのwpXレンタルサーバーへ移転しました。

wpXクラウドじゃない方です。

今回は移転方法と注意点を参考サイト様をご紹介しながらまとめていきます。

wpXはこれから使う方も増えてくるだろうサーバーなので。

 

サーバー移転初心者の方へ

サーバー移転の用語に不安のある方はroom9さんの記事を熟読しておくことをオススメします。すごくわかりやすいです。

サーバー移転は私も初作業でした。

移転前は全くの知識なしの状態、しかし移転完了後は自信満々です。

今回調べている中で『作業は大変だけど難しいことはない』という文言を多く見かけましたがまさにその通り。

ちゃんと流れを理解して進めていけば数時間で終わる簡単な作業です。

しかし油断せずに着実に進めていきましょう。

 

当ブログがwpXへのサーバー移転が必要になった理由

このブログは1月に書いた記事がバズって10000PV/月→600000PV/月に跳ね上がりました。

その影響で404を吐き出すこと多くなり、旧サーバーのスペックでは限界が来ていたのが大きな要因です。

また、Xドメインのレンタルサーバーは『ドメインを契約すれば高機能なレンタルサーバーが無料で使える』ということで出来立てのサイトに調度良いと契約していたのですが、仕様変更によりスマホ版で広告が出るようになったことも気になっていました。

当ブログはユーザー様がほぼスマートフォンからのアクセスなのであまり宜しくないかなと。

量産型と言えどユーザビリティを大切にするのは基本です。

そんなこんなで今回の移行が行われたわけですが…

 

XdomainからwpXへのサーバー移転のサイトがない

wpX公式サイトWPXの下部に『WORDPRESS移転マニュアル』というものがあるのですがこれだけでは初見だと移行はかなり困難です。

分ってる方でも引っ掛かる内容なので。

その他にXdomainからwpXへのサーバー移転方法を書いてある使えそうなサイトは私が探した限り、ありませんでした。

  • wpXというサーバー自体が新しすぎてまだ紹介されていない
  • XdomainのサーバーからwpXへのジャンプアップは多くない

ということだと思います。

 

その為、『さくらサーバーからwpX』や『XドメインからXサーバーへ』などの情報を組み合わせながら移行しました。

情報を集める時間が掛かりすぎ!

数百というサイトを放浪しデータを集めました。

それでもXdomainからwpXで通用するのか、本当に合っているのか不安でした。

それでこの記事を書くことにしました。それでは本編をどうぞ。

 

XdomainからwpXへのサーバー移転方法と注意点

手順としては以下の通りです。

※【新】→wpX側・新サイトで行う作業、【旧】→Xdomain側・旧サイトで行う作業です。

  1. 【新】wpXレンタルサーバーの契約
  2. 【新】ドメインの設定
  3. 【新】WORDPRESSのインストール
  4. 【新】.htaccessの設定
  5. 【旧】サイトデータのバックアップ
  6. 【旧】データベースのエクスポート
  7. 【新】データベースのインポート
  8. 【新】サイトデータのアップロード
  9. 【新】サイトの表示確認
  10. 【旧】DNSの書き換え

順番が入れ替えられるところもありますが、私の手順はこんな感じでした。

 

【新】wpXレンタルサーバーの契約

まずはwpXレンタルサーバーの登録です。

  1. サイト内に複数ある『新規お申込み』をクリック
  2. 規約に同意
  3. メールアドレスの送信
  4. 届いたメールから登録

という流れで無料お試し期間となります。

移行を決めている場合はサイドバーの『契約・会員情報の管理』からお支払を行って下さい。

 

【新】ドメインの設定

wpXにてドメインの設定を行います。

※DNS切り替えをしていない状態ではドメインは浮きの状態にあるのでユーザーによって表示されることはありません。

『サーバーの管理』→『ドメイン追加設定』→『ドメイン追加』タブ切り替え→『wpX管理のドメイン追加』もしくは『他社管理のドメインの追加』

これでドメインの設定画面に入ります。

この時、DNSの切り替え前の為、認証はWhois認証は選べません。

私はメール認証をしました。

もしadmin@やwebmaster@のメールアドレスがなくてもXdomainにてすぐに作れます。

 

【新】WORDPRESSのインストール

左サイドバーにある『WORDPRESS管理』の中にある『新規インストール』をクリック。

サイトアドレスやIDなどの入力を行って下さい。

この作業は皆さんやったことがあると思うので何の問題もありませんね。

 

【旧】サイトデータのバックアップ

FTPソフトでローカルにデータを移します。(ここで移動するのはテーマや画像などのデータです。)

FTPソフトは普段から使っているFFFTPを使いました。

既にFFFTPを使っている方は下の2つの注意点だけ見てローカルに移すだけでOKです。

 

【手順1】FTPアカウントの設定。

Xdomainにログイン→無料レンタルサーバー→WORDPRESS管理パネル→設定→FTPアカウント設定と進み、『アカウント名』と『ホスト名』を入手。

FTPが有効になっていない方は有効にしてパスワードの設定を行って下さい。(有効にした後設定内容の変更ができるようになります)

 

【手順2】次にFFFTPで『新規ホスト』を作成。

入力するのは4項目です。

  1. 『ホストの設定名』→好きな名前
  2. 『ホスト名』→先ほど入手したホスト名のアドレス
  3. 『ユーザー名』→先ほど入手したアカウント名
  4. 『パスワード』→XdomainのFTP設定のパスワード

 

【手順3】新規ホストに接続。

 

【手順4】次にいよいよローカルにサイトデータ移します

ここで1つ目の注意点!

移すのは『wp-content』だけです。

通常のサーバー移行では全コピーが基本ですがwpXは普通のディレクトリ構造と違うので階層が違ってしまいます。

私がやってみた結果、全コピーをすると見事に画面真っ白になりました。

 

さて、移動ですが左側がローカル、右側が接続先になっています。

つまり、右側から左側にドラッグして引っ張り込むだけで完了です。

しかし容量が大きいのでエラーが多発します。

もう一回やり直すのですが、その時、重複分は『新しければ上書き』を選択しておくと移行がスムーズになります。

『エラー』→『すべて中止』→『再度移行』→『新しければ上書き』の繰り返しです。

エラーが起きたら小分けにすると時短できます。

特にバックアップ系のプラグインやアップロードは転送数が1000を超えるのでエラー多発ゾーンなので。

初心者はどこまでやったかわかりにくいので、小分けにしないのがオススメ。

 

2つ目の注意点!

キャッシュ系プラグインは先に接続先から消去しておく。

Xサーバー系はキャッシュ系プラグインとの相性が極端に悪いです。

wpXでも使えるプラグインか判断できる方は良いですが、そうでない方は一度全部消して移行が全部終わった後に必要ならばトライ&エラーという形にしましょう。

 

全部終わったらもう一度wp-content全体を『新しければ上書き』でチェックすると良いです。

確実にデータを抜き取りましょう。

 

【旧】データベースのエクスポート

データベースには記事の文章などが格納されています。

これらのデータは各サーバーにあるphpMyAdminから出し入れができます。

XdomainではWORDPRESS管理画面の設定の中に『phpMyAdminへのログイン』をクリックすると入れます。

ログインすると左側の青いサイドバーの中に2つのデータベースがあります。

このうち、information_schemaではない方のデータベースを開きます。

次にエクスポートのタブに切り替えて『DROP TABLE / VIEW / PROCEDURE / FUNCTIONを追加』と『ファイルに保存する』の2か所にチェックを入れて『実行』で保存されます。

 

【新】データベースのインポート

エクスポート作業と同じ流れでwpX側のphpMyAdminにログインします。

サイドバー『WORDPRESS一覧・設定』→先ほど作成したWORDPRESSの『設定』→『phpMyAdminへのログイン』

エクスポートの時と同じように左側の青いサイドバーの中に2つのデータベースからinformation_schemaではない方のデータベースを開きます。

次にインポートタブに切り替え。←左サイドバーのデータベースを開いてからでないとインポートできなくなります。

『ファイルを選択』で先ほどエクスポートしたファイルを選ぶ→『実行』で完了です。

 

【新】サイトデータのアップロード

FTPソフトを使ってバックアップしたサイトデータをアップロードします。

wpXの『FTPアカウント設定』を有効に、パスワードを設定して『FTPホスト名』『FTPアカウント名』を入手します。

バックアップの時と同じ要領で新規ホストを作り、接続します。

今回はアップロードなので左側から右側にドラッグして引っ張り込みます。

この時も『wp-content』のみというのを忘れないでください。

 

【新】サイトの表示確認

サイトの確認方法はいくつか方法があるのですが私は『hostsファイルの書き換え』という方法で確認しました。

これはPC側の設定で『このサイトを開くときにはこのサーバーで接続しなさい』という命令を書くことです。

wpX公式サイトWPXのWORDPRESS移転マニュアルの下の方にわかりやすく詳しい説明が出ているので参照して下さい。

これ以上わかりやすい説明はないと思うので。

 

【旧】DNSの書き換え

最後にDNS(ドメインネームサーバー)を書き換えます。

このDNSの書き換えをすると徐々に旧サーバーから新サーバーに移行していきます。

DNSの書き換えはXdomainの『ドメイン管理』→『ネームサーバー設定』の欄で変更します。

利用サービスというドロップダウンメニューで『wpXレンタルサーバー/wpXクラウド』という項目を選べば自動で入力されます。

 

以上でレンタルサーバーの移転は終わりです。

ざっとした説明になっているので詳しい項目については検索すれば大体どこかにあります。

快適なサーバー環境目指して頑張って下さい。

ちなみに私は今回WORDPRESS6個を25時間掛けて移転しました。

普通こんなに掛かるわけないので安心してやって下さい。

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