iPhoneを持っている方なら一度は悩んだことのあるAppleCare+。
皆さんは入っていますか?
AppleCare+は昔の携帯保障サービスとは補償内容や仕組みが全く違います。
今回はサービス利用料金や補償内容について書いていきます。
一番下では目的によってはAppleCare+より断然お得に保障を受ける方法もご紹介します。
AppleCare+とは?
保障期間と無償電話サポート期間を1年間→2年間に延長するサービスです。
加入時と故障時(過失無しは無料)に料金が掛かります。
iPhone本体とバッテリー、イヤフォンなどの付属品が自己過失なしで故障した際には無料で修理や交換。
破損、水漏れなど過失があった場合でも最大2回まで修理・交換がお得になります。
※AppleCare+は基本的に購入時にしか加入することができません。(Apple Storeの場合、購入から30日以内)
AppleCare+に加入する為の料金
Apple Store
iPhone 6s PlusとiPhone 6s→14800円(一括払い)
iPhone SE、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 5s、iPhone 5c→12800円(一括払い)
SoftBank
iPhone 6s PlusとiPhone 6sの場合→666円×24回(計15984円)
iPhone SE、その他のiPhoneの場合→576円×24回(計13824円)
docomo
iPhone 6s PlusとiPhone 6sの場合→617円×24回(計14808円)
iPhone SE、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 5s、iPhone 5cの場合→534円×24回(計12816円)
au
iPhone 6s PlusとiPhone 6sの場合→初月1000円、2~24ヶ月600円(計14800円)
iPhone SEの場合→初月150円、2~24ヶ月550円(計12800円)
Apple Storeは一括払い、その他ショップは分割払いのみとなります。
docomoの場合は購入時にドコモショップで加入するとお得。
SoftBankの場合は購入から30日以内にApple Storeで加入した方がお得。
AppleCare+を利用する時(故障時)のサービス料
修理・交換の代金(サービス料)は…
- iPhone 6s PlusとiPhone 6sは11800円
- iPhone SEは7800円
- iPhone 5以前の機種(iPhone 4s、iPhone 4、iPhone 3GSなど)は4400円
これは過失があった時のサービス料です。
何もしていないのに起きた故障やバッテリーの経年劣化などは無料です。
例えば画面が割れたら…
iPhoneで最も多い故障が画面の破損。
落としたりすると簡単にヒビが入ったりバキバキに割れたりします。
その際の修理代金がこちら。
画面割れ修理代金 | AppleCare+ | AppleCare+に未加入 |
---|---|---|
iPhone 6s Plus | 11,800 円 (税別) | 16,800 円 (税別) |
iPhone 6s | 11,800 円 (税別) | 14,800 円 (税別) |
iPhone 6 Plus | 7,800 円 (税込) | 14,800 円 (税別) |
iPhone 6 | 7,800 円 (税込) | 12,800 円 (税別) |
iPhone SE、iPhone 5s、iPhone 5c | 7,800 円 (税込) | 14,800 円 (税別) |
iPhone 5 | 4,400 円 (税込) | 14,800 円 (税別) |
実はあまり変わりません。
シュミレーションしてみると…
iPhone 6sが2年間で1回画面が割れた場合
【AppleCare+加入】14800(加入料)+11800(修理費)=26600円
【AppleCare+未加入】14800円(修理費)
2年間で画面が1回割れただけではAppleCare+に入らない方が11800円もお得になります。
iPhone 6sが2年間で2回画面が割れた場合
【AppleCare+加入】14800(加入料)+11800(修理費)×2=38400円
【AppleCare+未加入】14800(修理費)×2=25600円
2年間で画面が2回割れてもAppleCare+に入らない方が12800円もお得。
ちょっと入らない方が良いような気がしてきませんか?
確かに画面割れ保障の為だけであればAppleCare+に入る必要は全くありません。
しかし故障はディスプレイだけではありません。
落としたときに本体が割れてしまったり水に浸かってしまったりすると以下の費用がかかります。
本体交換修理 | バッテリー交換修理 | ディスプレイ修理 | |
---|---|---|---|
iPhone SE | ¥31,800 | ¥9,400 | ¥14,800 |
iPhone 6s | ¥34,800 | ¥9,400 | ¥14,800 |
iPhone 6s Plus | ¥38,800 | ¥9,400 | ¥16,800 |
iPhone 6 | ¥34,800 | ¥9,400 | ¥12,800 |
iPhone 6 Plus | ¥38,800 | ¥9,400 | ¥14,800 |
iPhone 5s | ¥31,800 | ¥9,400 | ¥14,800 |
iPhone 5c | ¥31,800 | ¥9,400 | ¥14,800 |
iPhone 5 | ¥31,800 | ¥9,400 | ¥14,800 |
iPhone 4s | ¥22,800 | ¥9,400 | – |
iPhone 4 | ¥16,800 | ¥9,400 | – |
AppleCare+に入っていればバッテリー交換は製品仕様の80パーセント未満になれば無料、本体全交換の場合も11800円(iPhone 6s などの場合)のみ。
この辺りの保障を含めればAppleCare+の旨味が出てきます。
保証期間内ならテクニカルサポートが無料
AppleCare+に入ると保証期間が1年から2年に延びます。
それにより、テクニカルサポートに無料で電話できる期間も伸びる事になります。
日本人なら『え?電話するのにお金がかかるの?』と思いがちですが、保証期間を過ぎた場合、有料になり1回3000円掛かります。
この辺も日本の携帯会社のと違いなのかもしれません。
AppleCare+よりお得?話題の新サービス【端末レスキュー】
【端末レスキュー】とは月額600円で故障や紛失で最大50000円の保障を受けられるサービスです。
もちろんAppleCare+のように故障の度にサービス料が掛かることはありません。
このサービスの強みが【PC、スマホ、ゲーム機、音楽プレイヤー、Wifiルーターなど】の中から2台まで保障対象になること。
例えばスマートフォンとタブレットを持っている場合、月額600円でその二つが対象になります。
年間限度額は10万円、年間利用可能回数は3回までです。
画面割れなど場合最大15000円、全損で最大50000円振り込まれるので故障してもほとんど保障で支払えます。
年間7200円とAppleCare+より確実にお得です。
先ほどのiPhone 6sが2年間で2回画面が割れた場合の計算で言うと…
【AppleCare+加入】14800(加入料)+11800(修理費)×2=38400円
【AppleCare+未加入】14800(修理費)×2=25600円
【端末レスキュー加入】14400円(加入料)+保障からはみ出た分(最大3144円)=14400円~20688円
※最新機種の画面割れ場合のみ、16800円+税なので保障額15000円を少しOVERします。
この通り、AppleCare+より最大24000円もお得に保障を受けることができます。
買ってから1年後からのテクニカルサポートは要らないという方は年間約1万円安くなります。
簡単に言えば正規品の要らないサービスを削った廉価版。
コスト計算の盛んなスマートフォン業界なので【端末レスキュー】のようなサービスがこれからスタンダードになると思われます。
気になった方はチェックしてみて下さい。
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