100記事書いてもアクセスや検索順位が上がらない人の5つの失敗
『とりあえず最低100記事書きましょう』という台詞。
もう聞き飽きたくらいどこのSEO系サイトにも書いてありますよね。
慣れないうちは売り上げもないのに100記事書くのは大変だと思います。
しかし、苦労して100記事書いたとしても半分以上はまだトップページが狙ったキーワードで上がってきていない、もしくはアクセスが上がらないと言います。
その理由はいろんな失敗をしているからです。
今回は最近の下位サイトでよく見られる代表的な失敗5つと対処法について。
1.SNSやランキングサイトに頼り過ぎ
検索順位を上げるというのがSEO対策の目的だとすれば、いくらアクセスが上がってきたとしてもSNSやランキングサイト経由に頼っていてはいつまで経ってもサイトは上がってきません。
例えばツイッターで50万人のフォロワーがいる場合、リンクを貼ったツイートをすれば確かにサイトへの流入は狙えます。
しかしそれは継続的ではありません。
ツイッターでつぶやき続けなければアクセスはなくなっていきます。
しかもSNSのリンクは基本的に『noffollow』というタグがついており、SEO効果のないリンクとして貼られています。
つまりSNSとSEOは完全に切り離して考えるべきなのです。
最近この傾向が強いサイトを見かけることが多いので1番最初に書きました。
2.間違ったタイトルの付け方
『タイトルの付け方は重要』これも超一般的なSEO論ですが今回はちょっと違った面から。
そのタイトルで何がしたいのか不明なものが多いです。
- SNSで気になってついクリックしちゃうタイトル
- キーワードを埋め込むことだけに注視したタイトル
- ターゲットが絞り込めていないタイトル
- キーワードを入れ過ぎたタイトル
考えてやるのは良いことですがこれらは全部ダメなタイトルです。
SNS狙いについてはグレーですが、ツイッターもフェイスブックもコメントで惹きつけるのがベストです。
キーワードの埋め込み過ぎはわかりますよね。
タイトル内に3つ以上同じキーワードを入れて検索上位を狙うのはほぼ無理です。
最適なタイトルは『検索エンジンのbot』と『検索してきたユーザー』の両方を惹きつける必要があります。
最適化されたタイトルさえあれば、本文の質が最低限でもビッグキーワードも狙えます。
3.コンセプトがない、合っていない
そもそもコンセプトに無理があるケース。
昔取引していたSEO会社の担当者の話では『そのサイト作る意味ある?』というサイトが過半数を占めていたそうです。
- 何のためにそのサイト運営をしているのか
- 目標達成への方向性は合っているか
- 違うタイプのサイトではダメなのか
サイト運営者の方にはこれらの質問に即答できて欲しいです。
トップブロガーのサイトには明確な目標もコンセプトもない雑記ブログも確かにあります。
そういったサイトで稼ぐのは天才肌の方の成せる業であり、人間的な魅力や文章の面白さなどブログの1文字1文字に価値を付加できる場合のみです。
そうではなく価値のある記事を書くという方法を取るのであれば、スタートからゴールまでの筋道をよく考えた上で運営していくべきです。
4.キーワード選定のミス
トップページが上がってこないのはそのキーワードと内容の整合性が低く見られているというのも1つの原因になります。
ex)『中古車販売』のページなのに車の修理報告記事ばかり書く
SEO対策でトップページの順位を上げたいなら記事更新の間隔ばかり気にせず、とことんその内容を充実させる方向で作り込むべきです。
その方がずっと整合性が上がります。
5.ターゲットに有益でないキーワードで頑張ってる
『キーワードプランナーで調べてる』という方も多いと思いますがターゲットは本当に合っていますか?
一生懸命狙ったキーワードで1位を獲ってもユーザーが欲しい情報でないと判断すればあなたのサイトを訪れてはくれません。
『この時計が欲しい』と検索してきた人に対して『時計の修理のページ』が検索されてもクリックなんてしませんよね。
狙ったキーワードでのみ上がってくれる書き方をするのがベターでしょう。
まずユーザー目線に立って検索する時のキーワードを考えてみましょう。
知人などに『これが欲しい時なんて検索する?』と意見を求めてみると意外な良いキーワードが出てきたりします。
アクセスや検索順位が上がらない失敗まとめ
頑張っても結果がでない方は、
- 検索順位を上げる
- クリックしてもらう
- 商品を買ってもらう
これらのプロセス1つ1つについて工夫をしてみましょう。
『順位を上げるには』『クリックしてもらうには』『商品を売る為には』と個々に考えれば難しくないはずです。
サイト運営は決して楽ではありませんがやったことの質がそのまま結果に結びつきます。
ただ量を熟して100記事入れることより、質を上げる事を考えてみてはいかがでしょうか。
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