電力自由化のデメリット!電力会社乗り換えが遅れると大損する?
2016年4月から電力自由化に伴い、現時点で130社以上の電力会社が参入を発表しています。
巷では『出揃ってから安いところを選ぶ』という意見が多いですがそれは危険!
早めの乗り換えをしておかないと大損する可能性もあります。
今回はその理由を実例を挙げてご説明します。
電力会社の乗り換えが遅れると・・・
乗り換えが遅れると生まれるデメリット、それは『解約料』です。
『うちは東京電力や関西電力のままだから関係ない』と思っている方は特に危険!
今後、東京電力など現行の電力会社も解約料が掛かってくる可能性があるのです。
最初に出遅れたらそのままの高い電気料金でずっと過ごさなければいけなくなるかもしれません。
現行の電力会社が解約料を導入する可能性
電力自由化に伴い、解約料を新たに設ける可能性が大いにあります。
皆さんも以下の電力会社のどれかを利用していますよね?
- 北海道電力
- 東北電力
- 東京電力
- 北陸電力
- 中部電力
- 関西電力
- 中国電力
- 四国電力
- 九州電力
- 沖縄電力
これらの電力会社は現状、解約料はありません。
しかし、電力自由化が実施されるとどうなると思いますか?
現行の電力会社の売り上げは確実に落ちますよね?
そこで電力事業者が考える事、それは顧客の流出を抑える『囲い込み』です。
解約料金を設ける事は強力な囲い込みになります。
例えば『電力会社を乗り換えると解約料が5万円発生します』となったらあなたは乗り換えますか?
乗り換え先でのメリットが解約料のデメリットを超えない限り、しませんよね。
解約料が自由化してからできた例
そんな事ってあるの?と思われた方、電話やインターネットのことを考えてみて下さい。
電話は昔、国営企業でした。
その後も電電公社(現NTT)にほぼ1本化されていましたね。
ところが現在の携帯電話市場を見て下さい。
二年契約で解約料が数万円、乗り換えすると数万円キャッシュバックなんて当たり前のようにあるじゃないですか。
インターネット回線も同じです。
解約料が1万円超えもザラ、乗り換えでPS4や液晶テレビがもらえたりしちゃいますからね。
インターネット回線も昔は解約料金なんて聞いたことありませんでした。
このように、突如解約料金が設けられる例はある話なのです。
ではどうしたらいいのか。その答えは簡単です。
今のうちに準備しておいていつでも乗り換えられるように知識を蓄えておくこと。
これに尽きます。
『4月になったら』ではなく、『4月までには』という意識をもってお得な電気ライフを目指してください。
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