スズキ車の燃費不正はわかりやすく言うとどういうこと?要約・原因・対象車種など

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スズキ車の燃費不正はわかりやすく言うとどういうこと?要約・理由・対象車種など

スズキで何が起こったの?

スズキ株式会社は、国土交通省より排出ガス・燃費試験における実態調査の指示を受け、本日、調査結果を同省へ報告いたしました。
社内にて測定したデータについて調査したところ、燃費性能を偽る不正行為はございませんでしたが、四輪車の排出ガス・燃費試験業務について、国土交通省が定める規定と一部異なる取扱いがございましたので、ご報告申し上げます。
謹んでお詫び申し上げます。

つまり国土交通省の定めた方法ではない方法で測定をしたデータを公表し、販売されていたということ。

『燃費性能を偽る不正行為はない』という文言をわざわざ入れているのを見ると嫌でもワーゲンのあの件を思い出してしまう。

測定方法ちゃんとしなかっただけで不正目的じゃない!と言いたいらしい。

具体的に測定方法の何が違ったのか

申請時には、惰行法により実測したデータではなく、惰行法実測値と比較し妥当性をみた上で、タイヤ、ブレーキ、トランスミッションなどの装置毎の転がり抵抗の実測値や風洞試験装置での空気抵抗の実測値を積み上げた走行抵抗値を使用していたことが判明いたしました。

つまり、実際に走らせて計測したものではなく、各パーツ毎に計測した結果を足し算(実際は足し算ではない)した結果で申請していた。

なんで問題になるような計測方法を取ったのか

当社が所有する相良テストコースは、海に近く丘の上にあることから風の影響を著しく受けるなど、天候に左右されるため試験が困難であったことが背景にあると考えております。
昨今の低燃費技術の向上に伴う転がり抵抗の低下や車体の軽量化により、風による影響を受けやすくなってきており、測定結果のばらつきが大きくなる傾向にあります。例えば低転がりタイヤを採用する場合に、その効果をばらつき無く把握することが難しく、データを取得するためには、何度も繰り返し測定を行う必要がありました。

つまり風のせいだと。

スズキの持っているテストコースだと風の影響を受けてしまうからバラつきが大きくなってしまう。

だから何回も走らせて計測しなければいけない、それをめんどくさがった結果だと解釈できる。

実際燃費は全然違うの?

今回、既に持っている惰行法による実測データに加えて、惰行法による実測データを追加取得し、全ての申請値と惰行法実測値の関係を改めて検証した結果、全ての申請値が惰行法による実測値の測定誤差の範囲内であることを確認いたしました。
したがいまして、申請した走行抵抗値及びそれにより測定した燃費値については修正の必要はないと考えております。
また、排出ガス性能についても、保安基準に適合しており、問題はないと考えております。
お客様には引き続き安心してお乗りいただきたいと考えております。

ちゃんとした方法で計測した結果、測定誤差の範囲内だという。

だからデータの修正は必要ない。

排ガスも基準には適合しているし問題ない。

ということ。

ただ『なんだ測定誤差か。じゃ平気だ。』と思ってはいけない。

誤差という言い方は理系の方ならわかると思うが小さいとは限らない。

風の影響を受けやすいスズキ保有のテストコースで計ったとしたら誤差の範囲は大きくなる。

この文面ではどこで計測とは書いていないが、一般の人に分かりづらい文章で『大丈夫です。安心して下さい。』と書いているように見えてしまう。

実際の測定誤差の範囲が小さいと良いのだが…

対象車種は?

<軽四輪車>

  • アルト(2014年12月22日発売)
  • アルト ラパン(2015年6月3日発売)
  • ワゴンR(2012年9月19日発売)
  • ハスラー(2014年1月8日発売)
  • スペーシア(2013年3月15日発売)
  • エブリイ(2015年2月18日発売)
  • キャリイ(2013年9月20日発売)
  • ジムニー(2010年JC08対応)

<登録車>

  • ソリオ(2015年8月26日発売)
  • イグニス(2016年2月18日発売)
  • バレーノ(2016年3月9日発売)
  • SX4 S-CROSS(2015年2月19日発売)
  • スイフト(2010年9月18日発売)
  • エスクード2.4(2012年JC08対応)
  • エスクード(2015年10月15日発売)
  • ジムニーシエラ(2010年JC08対応)

結構な数だ。

公式サイトのフルラインナップには現在、軽自動車と小型車と普通車で30車種が掲載されているがそれと比較しても1/3以上という数。

多いと見るか少ないと見るかはあなた次第。

まとめ

測定誤差の範囲だからOK、排ガス基準もOK。

そう言われても消費者の不満は募る。

なにせ車は大きな買い物なのだから、色々なデータを比較しながら車選びをしているだろう。

その中にはもちろん、『エコだから』『燃費がいいから』とスズキを選んだ人も多くいるだろう。

今回の会見で鈴木会長が頭を下げていたが、すぐに収拾がつくのはまだ先になりそうだ。

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